5388995 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

カツラの葉っぱ 大好き!

カツラの葉っぱ 大好き!

すっきり書ける文章のコツ80

<すっきり書ける文章のコツ80>
図書館で『すっきり書ける文章のコツ80』という本を借りて読んでいるのです。
日々ブログを書いているわりに、書く文章がすっきりしなくて、ストレスを感じていたので・・・
この本を読むとなるほどと、納得することしきりでおました♪


【すっきり書ける文章のコツ80】
コツ

高橋俊一著、成美堂出版、2013年刊

<「BOOK」データベース>より
修飾語は長いものから先に書く。積極的に改行する。主語と述語を近づける。読点「、」で誤解を防ぐ。「い」抜きと「ら」抜きに注意。関連の強いものをまとめる。主役を早く出す。ときには文を短く削る…書いて伝えるための厳選ノウハウ集。
【目次】
1 正しい文章を書くコツー主語と述語でキホンを押さえる/2 わかりやすい文章にするコツー修飾語と句読点をうまく使う/3 文章をもっと輝かせるコツーいかにやさしく伝えるか/4 スラスラ読ませるコツー読み手をひきつけるには/5 作品に仕上げるコツー書き出しから仕上げまで

<読む前の大使寸評>
大使には小説作家になるという、密かで、無茶な野望があるわけです。
とにかく、文章の訓練が必要なので・・・
この本など読んでコツをつかみたいわけでおます。

rakutenすっきり書ける文章のコツ80


還暦すぎての手習いなった感があるのですが・・・
気になった勘所をメモしておきます。

<最強の6ヶ条>よりp4~5
1.文は短く

できるだけ短く、歯切れよく言い切ろう

 文は短いほど、わかりやすい。正確に書けるし、読み手にとっても理解しやすい。長文はダラダラした印象を与え、間違いのもとになる。

2.一点に集中して

一つの文には一つのことだけでいい

 アレもコレもと多数の事柄を一つの文に入れない。読み手が迷って、意味が伝わりにくくなる。欲張らずに焦点をしぼる。長くなるときは、文をいくつかに分けよう。

3.誰が読んでも同じ意味に

一つの解釈しかできない文にしよう

 「5と3の2倍はいくつ?」の答えは複数ある。解釈が食い違っては誤解のもと。誰にも一つの解釈になるようにテン「、」を活用する。
  「5と3の、2倍はいくつ?」 「5と、3の2倍はいくつ?」

4.同じ言葉、同じ内容は不要

ダブリは言い換えて解消しよう

 同じこと、似たことを繰り返して書かない。くどいし、無駄。別の言葉に言い換えるか、ほかの内容をいれる。ダブリが続くと、忙しい相手は読んでくれなくなる。

5.句読点をしっかり打つ

テンとマルを意識して的確に

 文の区切りをしっかり意識して「、」「。」を打つ。パソコン書きでは、忘れがちになるので要注意。手書きの場合は、はっきり目立つように。的確な句読点はそれだけで好感度は上がる。

6.積極的に改行する

数行以内に行をかえよう

 内容の変わり目で改行する。たとえ1行でもやる。同じ内容でも、長くなったら10行以内の、区切りのよいところで行を改める。段落が長すぎると、ウンザリされる。



<コツ11:文を短く区切る>よりp32~33
<ポイント>
・一つ一つの文をできるだけ短くするのがベスト。
・長くなったら、句点「。」を打ってすっきりと仕分けする。

 文は、短いに越したことはありません。文が長いと、くどくなって誤りのもとです。たとえ文法的に正しくても、読み手にウンザリされてしまいます。
 「短ければよいとはかぎらない」という意見もありますが、理屈偏重の誤った考え方です。



<コツ16:修飾語は長いものから先に書く>よりp44~45
<ポイント>
・修飾語が二つ以上あるときは長いものや、主語述語を持ったもの(修飾節)を原則として先に書く。
・どうしても重点を置きたい修飾語がある場合は、例外的にそちらを先にしてもよい。

<類例>
×:的確にあやしい資料にとらわれずに論文をまとめる。
〇:あやしい資料にとらわれずに的確に論文をまとめる。



<コツ35:漢字とひらがなを使いわける>よりp84~85
<ポイント>
・「言う」「いう」、「物」「もの」、「事」「こと」、「所」「ところ」などは、漢字とひらがなの表現に区別がある。
・なんでも漢字にせずに、漢字本来の意味から離れたケースは、ひらがなで書く。

 漢字は具体的な内容をともなう場合に、ひらがなは形式名詞といって漠然とした抽象的な概念や考えを示す場合に多く使われます。



<コツ64:体言止めを活用する>よりp144~145
<ポイント>
・体言止めを的確に使えば、歯切れがよくなり、文を短くできる。
・使いすぎると粗雑になり、文のつながりをむしろ悪くする。
・歯切れより情報提示が優先される場合もあり、文章の種類によって使い分ける。
 
 体言止めを3回以上続けて使うな、と言う人もいます。文章は一つ一つ多彩なものですから、算数の公式みたいに回数のワクをはめるのはおかしいですが、繰り返しても雑にならないかを見極める必要があります。歯切れのよさと文のつながり、両者のバランスが問題です。 
 連続的に使っても違和感なく読めますし、情報は読み手に正確に伝わります。不正確と決めつけるのは、文章の機微を知らない人や、形式ばかりにこだわる人の意見です。



<コツ71:三段構成で書く>よりp160~161
<ポイント>
・「序論→本論→結論」より、「結論→理由→背景・事例」がわかりやすい。
・序論が必要な論文か、結論重視の一般的散文か、文章の種類や内容に応じて選ぶ。

 「序論→本論→結論と分けて書くように」と長く言われてきました。論理の展開を重視した論文に多い切り方ですが、マンネリ化し、近ごろは論文もこれにおさまらなくなりつつあります。
 一般の散文やエッセイあるいはビジネス文書では、結論を先に書くほうがわかりやすく、忙しい読み手を助けます。


© Rakuten Group, Inc.